会社を辞めること親に言えない・・・

さて辞めシリーズの続きです。

結局自分でも想像していなかったタイミングで
辞めることになってしまい、
もちろん親にも言わずだった。

頑固な私は、
辞めること自体は誰に相談しても気持ちは変わらないと思っていたので
特に事前に報告しようとも思っていなかったけど・・・

まあ次の職も決まっていない、いわゆるニートになるわけで。
親は色々複雑だろうなあと思った。

会社の人たちからはこう言われた

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会社を辞める、ということについては、
10人いれば10とおりのとらえ方があると思う。
息をするように辞めていく人もいれば、
辞めると言い出せずに思い悩む人・・・

私を含め、そのとき私の周囲で多かった価値観は
大学を出てやっと就職した会社を2年で辞めるなんてとんでもない
だった。
(いわゆるブラック企業でもなく、同期の中でも私の退職は一番乗りだった。)

ましてや私の親は、父母ともに
ひとつの仕事を30年以上続けており、
退職に対する心のハードルはとても高いと予想される。
東京に行った娘が急に仕事を辞めて無職になったと聞いたら
驚いて心臓が止まるのではないかと思った。

だから言えなかった。

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ちょうどそのとき、
母とのたわいもないLINEのやりとりのなかで
私がつとめて明るく返信していると
母に、私がたくましくなったように感じて嬉しい というメッセージをもらった。

た・・・たくましくなったどころか今から無収入になるんです・・・
ある意味たくましいかもですけど・・・

と思い、ますます辞めることを言えなくなった。

そんなこんなで思い悩んだ私は、
退職に対してもう少しハードルが低い人の手を借りようと思った。
それは兄である。
少し前、兄には「違う仕事をしたい」と言ったことがあった。

とりあえずLINEしてみた。
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(↑ワンクッション置きたかったので
最初の投げかけでは趣旨を告げないことがポイント
これにより相手も心の準備ができる・・・と勝手に想像)

・・・しかし私は肝心なことを忘れていた。

兄はLINEの返信がとても遅いのだった。

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この作戦はとん挫した。

もういい加減言わないと・・・ともんもんしていた頃、
朝シャンしていた私は突然思った。

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朝とシャワーが心にどのような作用を及ぼしたのかはわからないが、
唐突にもう言おうと思った。

シャワーを済ませた私は
部屋の片隅に縮こまり
怒涛の報告を一方的に母に送り付けた。

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↑一人暮らしなので誰に見られるわけでもないんですが、
後ろめたい気持ちの表れか隠れるようにLINEを打つ

返事を見るのは怖かったので
打ち逃げした。

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数時間後、そっと携帯を覗くと
母から返信が来ていた。
予想通り、狼狽、そして怒っていた。

「兄弟のなかであなただけは安心だと思っていたのに・・・」
と言われたので
「もう人を安心させるためだけに生きるのは辞めようと思いました」
と何も考えずに返すと、
ますます火に油を注いでしまったようだった。

ああまずいと思い
改めて
ごめんなさい
と送ると
ごめんなさいで済むことじゃないと言われた。

何をしたら済むのか
私の頭では分からなかったので
そっと携帯を置いた。

携帯から離れたあとも、
母からのメッセージに
「今まで何のために頑張ってきたの?」
とあったことが頭に残った。

ああ・・・私今まであんなにつらくて、頑張ってきたのに
今こんなに楽しくないんだなあ・・・・
と高校生の頃の自分に申し訳なく思った。

今まで頑張ってきたことの結果がこれなら、
今までなんて全部捨てていいと思った。

次の日、
お互いに一呼吸置いた私たち。
もう一度、
どのような経緯で退職することになったかを説明し、
理解してもらうことができた。

会社を辞めることになったとき、
周囲の人はいろんな反応をした。
悲しんでくれた人、
いいねと背中を押してくれた人、
特に反応がなかった人・・・

でも唯一、
怒ってくれたのは私の母だけである。
「親としては出来るだけリスクの少ない道を歩んでほしくて・・・」
そう言いながらも
最後には私の決断を応援してくれた父と母。

早く恩返しをして、
そんなこともあったなあと
お互い笑い飛ばせるような未来にしたいと思う。

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