すごく長い愚痴

10時頃に起きた。

今週は仕事がぎゃんぎゃんで、
朝深呼吸をしてから会社に行くくらいだったので
久しぶりに家でだらっと出来る日が来て嬉しかった。
母は休日も勉強でいない。今日は7時前に出て行ったらしい。

父は休みだったのでふたりでテレビを見る。
無水調理できる鍋、バーミキュラが紹介されていた。
その間私は二階に上がってブログを更新してたけど、
そのお鍋がすごく良さそう、ということで父が録画までしていた。
見たところルクルーゼみたいだ。

昼ごはんどこか外で食べようということになり、
何が食べたいか聞かれたので「蕎麦!」と。近所のお店へ。

大根おろしを乗せて食べる辛み蕎麦を注文した。
蕎麦の種類、せいろか田舎か選べるとのことで
田舎にしてみたら
これまでの人生で見た蕎麦の中で
一番太く切られたのが出てきた。
幅2.5cmといったところ。

蕎麦ってエンターテイメントだね、と話しながら家に戻る。

私はまた眠気が来たのでこたつで眠る。
父は車のリコールでホンダへ。

今日は夕方から予定があったので、
3時には準備を始めないと、という思いから、
眠気の合間のわずかな意識の中で何度も時計を確認して
結局あまり眠れなかった。

そうこうしてると父も帰ってきた。
リコールなのでホンダ側に責任があるのだけど、
店舗に行くとバレンタインということで
コーヒーとチョコやお菓子三皿くらいが出てきたらしく、
それが彩りも綺麗で少しテンションが上がる感じで、
写真まで撮っていた父。

行く前は「リコールだからむしろ来てほしいくらいだよね・・・」
とぼやいていた私たちを、逆に喜ばせてしまうホンダは偉い。
こういう精神ってものすごく大事だな、と思った。
本当、人間はちょっとしたことで気持ちが変わる。

そして4時に出発して京都へ。
友だちカップルの結婚式2次会の打ち合わせがあるので
下見がてら一緒に来てほしいとのこと。
長く電車に乗るのでこの間買った糸井重里の本を読む。

6時について、新婦と合流してまずオムライスを食べる。
その後新郎も来る。
披露宴で流す音楽のCDがうまく焼けないとかで不機嫌だそう。

8時に二次会会場に向かって、
担当の人と部屋を見たり当日の流れを確認したり。
この結婚式は新婦より新郎がかなりこだわっていて、
来た人たちに「今までの式で一番良かった」と言われるものにしたい、と熱弁。
新郎新婦の登場も普通じゃダメ、とのことで
いろんな案を出しては「面白いと思う?」って聞かれる。
リハーサルもしたい、と言っていたけど当日以外は厳しそう。

使用する映像とかがちゃんと
流れるか確認した方がいい、とのことで
再度この会場に来なければならない、となったときに
新郎がじっと私の方を見た。
新郎新婦は東京に住んでいるので私に行ってほしいと。

この結婚式関連で先週も先々週も色々動いていたので、
来週また半日かけて京都に足を運ぶのは正直かなりきつく思えた。
今やりたいことがたくさんあって、
でも平日は何時に帰れるかもわからない状態なので
私は土日をすごく心待ちにしている。
今日のこの打ち合わせも、
先に入っていた予定をひとつキャンセルして来たほどなので、
それくらい時間を要することを、
そうやって何度も「じっと見る」ようなアクションを使って
私に頼んでくる新郎にすごく嫌気がさした。

音響チェックだけならCDやDVDを郵送するだけでも出来、
わざわざ行く必要もそう無いので
結局お願いして郵送にしてもらった。
そのあたり新郎と新婦でも少しもめてたのでちょっと嫌なムード。
私は10時前で終電も迫っていたので
少し先に帰らせてもらった。

帰りの電車では色々考えた。
結婚式って何のためにするんだろう?って思った。
来てくれた人に喜んでほしい、っていう新郎の言葉、
私もそのひとりのはずなんだけどな・・・って思う。

表面には見えずとも、
人には色々な事情があるから、
ものを頼んだり人の時間を使うことを軽く考えてはいけない。
今週の会社でのあれこれも思い出し、
なんだかすごく、自分というものが粗末に扱われているような気がして、
電車のなかでメソメソした。
もう帰りのバスが無いので迎えに行く、と父からLINEが来たので
この気持ちを抑えきれず「暴れてから帰る」って送ったら
「家で暴れて」って返信が来た。
私の外での鬱憤はいつも内の人に向くので本当、申し訳ない・・・
そして「人の時間を使うことを軽く考えてはいけない」って言いながら
早速親に迎えに来てもらってるじゃねーか!とひとりでつっこむ。

12時前に駅に戻ってきて、父の車に乗って
途中コンビニで母用のアイスと自分用のお酒。
最近ちょっとアル中・・・

家について、朝録画した無水鍋を母に見せる。
野菜と塩をお鍋に入れて一時間火にかけると、
水を一切入れてないにも関わらず
野菜の水分だけでたぷたぷのポトフが出来る。
野菜の旨味が濃厚らしい。

母の反応次第では購入も検討される。
結果、母も「欲しい・・・!」と言ったので買うかもしれない。
ただし既に半年待ちなので手に入るのは先のこと。

その後、今日の家ごはんの残骸を少しいただく。
美味しいキムチやジュンサイのお味噌汁、セロリ等。
ジュンサイのお味噌汁がびっくりするほど美味しくて歓喜の声をあげる。
ジュンサイって何者かと思ったけど水中植物のようなものらしい。

お風呂に入って、
母に「暴れてから帰る」のことを聞かれたので
今日のことを話す。

「友だち」ってなんなんだろうね。って言いながら愚痴を聞いてくれた。
お母さんも自分が気のりしない誘いには
もう乗らないようにしてるし、逆に断られもするよ。
人生の時間は限られてるから。
普通社会では人を動かすにはお金いるよ。
と珍しくたくさん同意してくれた。

私は新郎へのモヤモヤと同時に、
友だちの結婚式なのにこんなことを思ってしまう自分にも少し嫌悪感を感じていたから、
母にそう言ってもらえてまたメソメソ。

私の母は私が小さい頃からいつも忙しそうで、
家にいるときは寝てるか仕事してるかの姿しか見てないから、
久しぶりに励ましてもらえたの
がなんだか嬉しくて
「愚痴聞いてくれてありがとう」と2回言った。
私もう25なんだけどな・・・恥ずかしい限り。

こういう感情はどんどんブログに書いていきたくて、
何故ならそれは、
「怒りとか悲しみほど読みものとして面白い」っていう私の主観によるものなんだけど、
だんだんとここを見ている知り合いが増えたり、見ている人と知り合いになることで
もう当たり障りのない記事しか書けないっていうジレンマ・・・
私が出来る限りブログを秘密にしておきたいのも、
書けることを1つでも減らしたくない、と思ってるからで、
でもそれももう難しくて・・・このへんをどう処理するかたまに悩む。

昔の記事には、
うわー・・・よくこんなこと書いたな・・・今だったら絶対書けない・・・
って思うやつもあるけど、ブログ的にはそっちの方が面白い・・・。

そしてこんな風に完全文字だけの記事はまだ書いたことなくて、
一応今まで全部絵日記にしてる分なんとなく悔しいので、
この記事の最後にも一応絵を描いておくことにします。

BlogPaint

今日食べたじゅんさい。

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コメント

  1. りんごちゃん より:

    こうゆうのメッチャわかります!
    人に当たり前のようにもの頼んだり、ずうずうしい人がほんまに私も嫌いですΣ(゚д゚lll)
    なんでも当たり前って思われたら困るんですよね、、、

  2. より:

    Twitterでつぶやいてらしたのはこの事だったんですね…。
    ちょっとその新郎さんは殴らせていただきたいくらいです(¬_¬)
    こなすさんに全く非がない…なさすぎです。
    お友達の結婚式はそのうち去りますが、会社の環境はそこにいる限り変化しにくいということで、そちらでのストレスのほうも心配ではありますが、あまり溜め込まれず、ご家族や友人に相談されてくださいね…。
    明日からのお仕事もお忙しいと思いますが(ウェブはやはり1〜3月が繁忙期ですね!)、なんとか乗り切って癒しの土日がまた訪れますように!応援してます!

  3. さおり より:

    このもやもや めっちゃ分かります!
    人の時間を使わせることへの感覚って 人それぞれだから、その新郎さんにも「自分だったらここまでやるのに」って感覚があるんでしょうけど、、、
    それを押し付けて良い理由にはならないですよね。
    結婚式関係は、お願いする方もされる方も経験しましたけど、やっぱり関わる人みんなが幸せになれることが一番大事だから、こなすさんの無理のない範囲でお友達をお祝いしてあげて下さい。

  4. もり、 より:

    25歳だったんですね…
    私と同年齢です。
    ありますよね、他人の時間を使うのに、感謝もしない人って。
    合コンやって、というだけ言って。
    こっちは忙しいのに、仕方なく調整してたら、
    まだかとか急かしてくるわ、いつやんのとか言ってくるし。こっちにも都合あるわ!
    挙げ句に開催してあげたら、勝手にアプローチして仲悪くして、また紹介しろとか。
    アプローチするのはまだしも、こっちの関係性まで悪くしないでって思います。

  5. 通りがかり より:

    新郎さんの頼み方も、もう少し思いやりがあってもよかったですね。
    >この記事の最後にも一応絵を描いておくことにします。
    前半のフリから、「無水調理できる鍋」を予想していました!(はずれ)

  6. ふみ より:

    人の時間を使うって、本当に大きなことなんですよね。
    ちなみに私も大学の先輩の結婚式の余興のために、すっっごく時間かかりました。私は友達4人で共同で頼まれたのですが、他の2人が遠いところにいて、結局残りの1人と一緒に作業しました。時間掛けて案を出し合って、他の人にLINEで意見聞こうとしても返ってこないこととかもあって。それでイライラしちゃいました。みんな仕事で忙しいのは一緒なんだから。
    まぁ、結婚式関連でモヤモヤするのは、みんな通る道なのでしょうか…
    逆に仕事では、上司や先輩に確認しなくてはいけないこと多くて。それでも器の大きいひとは、嫌な顔せずに時間を割いてくれるので、申し訳ないなぁと。時間を頂く分、仕事で返したいな、と思ったりしました。

  7. こなす より:

    >皆様
    長々とした、しかもすごくネガティブな記事読んでくださり、
    さらにはすごく優しいコメントばかりいただき本当にどうもありがとうございます。
    友だち側には友だち側の事情もあって、
    私に対してイライラすることもあったと思うんですが、
    読み物としてこんな風にブログに書いてしまうのはどうなんだろう・・・
    と思いつつもたまらず朝の4時頃にかいてしまった文章です。
    結婚式、というものに対する捉え方も人それぞれですよね・・
    でもまたこのように、顔は知らずとも皆さんにコメントをいただけて
    有り難いです。
    ブログをやっていると現実世界以外にもうひとつ居場所があるような気がして、本当に救われます。
    皆さんにも、友達にも、私にも幸がありますように!

  8. デビッドボウヤ より:

    ひどーい!親切でやったことなのにエスカレートしてくる人間には腹が立ちますね。
    結婚式って舞い上がっちゃうから思い返すと恥ずかしいこといっぱいあります。でも、人に迷惑かけてはいけませんよね…
    いつか悪いことしたなぁオレめっちゃガキだった!ってなって欲しいですね(´・∀・)

  9. ゆこ より:

    おともだち、周りが見えなくなっているのかもしれないですね。
    でも、人を傷つけていい理由にはならないですね。
    私もかなり良い年して、親に愚痴を聞いてもらいまくりです(>_<)

  10. まる より:

    失礼なことをしてしまったことも、されたこともあります。遠回しにでも伝えた方がいいとか思います。結婚する時て、本人達は浮かれてしまいがちかと思います…。

  11. ミドリ より:

    更新いつも楽しみにしています。
    こなすさんに同情します。
    結婚式やその二次会に友人に色々とお願いするにあたって、新郎新婦があまりにも図々しかったり、礼儀に欠けているケースは、私の周りを見てもとても多いです。
    結婚式を最後に縁を切ったという話も少なくありません。私も傷ついて付き合いをやめた人が一人います。
    友達の人間性を見極められる機会ですね。社会人になると本当に無駄な人に時間を割く暇はないなーって思います。
    こなすさんの愚痴は何にも自己嫌悪することないですよ^ ^
    どうか無理せずに。

  12. ちゃこ より:

    親の時間を子が奪うのは「親にとって嬉しいもの」と覚えておいてください。
    お父さんはこなすさんを迎えに行くことができて、うれしいんだよ
    他人と親は違うよ(兄弟姉妹になると微妙だけどねw)

  13. アリ より:

    ひっそり読んでました。
    生きていると理不尽だな、嫌な人だな、悲しいな、って思うこと結構ありますよね。笑
    でもそういう記事をかいてもらえると、あー私だけじゃないんだな、がんばろうって思えます。
    いろんな記事、楽しみにしてます!

  14. ゆう より:

    こなすさんのブログ好きです!
    気取ってなくて、読んで共感できて、元気になります。
    私は親と離れて暮らしてるから、こなすさんとご両親の関係が羨ましい!
    お仕事頑張ってくださいね。
    また愚痴聞き(読み)ます!

  15. あおあお より:

    じゅんさいの味噌汁、めちゃめちゃ美味しいですよね…
    とろとろの具と味噌が合うこと!
    書き忘れていて、でも、これは伝えたかった!笑

  16. あおあお より:

    こなすさん家はあたたかいな
    誰かが聞いてくれて前向きな意見をもらえると、何か嬉しいやら恥ずかしいやらで先のとは違うメソメソしちゃいますよね
    お仕事、おつかれさまです。
    お互いおやすみを満喫しましょう(*^^*)

  17. まきママ より:

    なんか「じっと見る」ってゆうの嫌だわ。
    察しろよ的な。
    お父さんかわゆ。