そういえばこの間シカの肉を食べた。
おばあちゃんの家に行ったときに。
私のおばあちゃんはハイカラな人で、
小さい頃はおばあちゃんにマニキュアの塗り方を教えてもらうのが楽しみだった。
でも最近は同じことを何度も言うようになったおばあちゃん。
こういうときは
あたかも一度目の会話かのように返事することに決めている。
自分の記憶が消えていっていることに気付いたとき
それがどれだけの怖さなのか、
私は体験したことがないのでわからない。
山の中にあるそのお店のシカのフライは
とても美味しかった。
柔らかくて臭みがない。
おばあちゃんあるある”異常な量の注文をする”が発揮されたので、
(そしておばあちゃんはほとんど食べない)
一番若い私がもりもりと食べた。
鮎やエビフライ、コーンバター、明太子とごはん・・・など
お店を出ると
店の前の囲いの中で
シカの死体が水につかっていた。
・・・腐らないのかな。
おばあちゃんは笑顔で死んだシカと握手していた。
青い空、緑の木々、シカの死体と握手するおばあちゃん・・・
その光景はなかなかにシュールだったが、
おばあちゃんが楽しそうだったのでよしとする。
土鍋でおかゆ、私も作りたい そして風邪でもなく最高に元気な日に食べたい
— ゆるOL こなす (@yuru_OL) 2015, 8月 9
コメント
>ふとめの猫さん
素人料理だと固くなるんですねー><残念!
鹿の肉、好きでした。が、素人料理だったので堅かったですよ(笑)。