「離婚しました」の衝撃は「結婚しました」のななめ上

昨日は一日中頭痛に悩まされ、風邪の予兆におびえながら過ごす日だった。

朝からこんなことをしていたからかもしれない

結論をいうとめちゃくちゃ濃くて甘い、糖尿病になるための飲み物、
みたいなものが出来たから絶対に真似しない方がいい

なんなら朝からコレ飲んだせいで気持ち悪くなったのかもしれない。

それで、かなり胃がキテいたので
ランチはあったかいおうどんでも食べようかと自転車を走らせる。

―ココでひとつ問題が生じる。

私はおうどん屋の場所を知らない。
いつも適当に走らせて適当に角を曲がりなどすればそこはオフィス街、
おうどん屋の一軒や二軒見つかることにあぐらをかき、
グーグルマップで調べる手間を怠っていた。

胃がキテいる今日に限ってなかなかおうどん屋とエンカウントせず、
なんかもう頭も痛いし気持ち悪いのでそのへんの店に入る。

ローストビーフ丼がおすすめされてた。

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”あったかいおうどん”との対極にある食べ物を頼んでしまった自分の食欲を少し恥じたが、

めっちゃんこ美味しかった…

こんなに柔らかく、かつ肉厚なローストビーフ食べたの初めて…

丼ものに付きまとう懸念(ご飯めちゃくちゃ余ったよ…)なんてこともなく、
肉:白飯=1:1.2くらいでごちそうさまできる分量だった…

美味しかった…
850円でした。

そうして少し元気の出たアタイは、

頭痛による吐き気と戦いながら一日を乗り切った。
金曜の夜なので寄り道して少しコスメなどを見るお楽しみも忘れずに…

帰りの電車では、いつものごとく
テキストサービスなどを覗く。

もう「ブログ」なんていういちいち別のサイトに見に行かないといけないものはどんどん衰退して、
twitterやnoteみたいに黙ってても文章が流れてくるサービスに侵食されるんじゃないかと最近よく思う。

私自身、ほかの人のブログってPCにブックマークしてあるものか、
タイムラインに流れてきたものくらいしか見ないし…

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というわけSNSを開くと、突如驚くべき投稿が目に入ってきた。

「離婚しました」

えっ…
釣りタイトルかパンチの利いた比喩か何かと思ったが、
投稿者の苗字が変わっていたことが現実味を帯びさせる。

私はその人と知り合いでもなんでもなく、
NHKの好きな番組で特集されていたのをきっかけに存在を知り、
経歴や文章が好きだったのでフォローしていた。

人間て、
「結婚します」って言われたときは
「へ~~~~」っていう驚き、

「離婚します」って言われたときは
「えっ…….!」っていう驚き、

「他人がくっつくいたり離れたりする」という同一カテゴリにも関わらず、
驚きのベクトルが全く違う…と改めて思った。

そしてそれは何故なんだろう…と少し考えてみた結果、
「結婚は大なり小なり予兆を感じさせるのに対し、
離婚は水面下で話を進め突如事後報告を行うから」
といった結論に達した。

私が今回の離婚報告で驚いたのは、
その方は数か月前まで旦那さんのことを話題に出していたり、
メディアでも2人で登場したり…と
完全に夫婦仲はうまくいっている、思っていたからだ。

まあ…「彼と結婚を前提におつきあいしてます」は何の問題もないが、
「旦那との中がうまくいってなくて…」なんて
ママ友には言えてもSNSにかくようなことじゃないもんね…。

というわけで、この理論からいくと

「結婚します。」に対する「へ~」
「離婚します。」に対する「えっ…」

この驚きベクトルを反転させるには
「交際0日で結婚し、長い別居の末離婚する」ことかな、
なんて最も意味のない思考を巡らせていたのでした…

結婚と離婚、どちらも色々な思いや決断があってのことだとは思うけれど、
どちらかといえば「離婚」の方が、
結論に至るまでの考えた時間、ていうのは長かったんだろうな…
と推測してしまうから、それも驚きを助長させるね。
何事もないようにふるまっていたあの時間も、このときも、
色々悩んでいたんだろうなあ…と。

というわけで

他の誰でもない、己がいちばん結婚の予兆を感じていないOLによる考察は終わります!
私も自分の結婚でびっくりしたい!

「えっ…」の方でびっくりしたい!

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