アド・ミュージアム東京で広告にうっとり

東京滞在中、空き時間があったので
新宿にて手持無沙汰を発揮。

道路で目玉焼きが焼けそうな日差しだったため、

たまらず地下の喫茶店に潜り込んだ

そこはワンダーランドだった。

「コーヒー5種飲み比べ

19995円

えっと・・・

誤植・・・?

ではない・・?

とんでもないところに迷い込んでしまった手取り18万円のOLは
震える手でアイスコーヒー(1200円)を飲んだ。

ああ・・・

今日は何をしよう

住んでたときは全く行かなかったのに、
観光で東京に来ると何故か急浮上する選択肢「美術館」に行こうと思い立つ。

「森美術館、宇宙展やってるよー」

と友だちに教えてもらった。

他の催しも調べた結果、

宇宙展と広告展の一騎打ち

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宇宙か・・・

広告か・・・

「己との距離感」を考慮した結果、

100光年 対 15歩、という圧倒的大差で
広告が勝利したので

アド・ミュージアム東京に行くことにした。

着いた(汐留)

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日本で唯一の広告ミュージアムだそうで、

江戸時代くらいから現在までの広告が展示されてます。

第二次世界大戦対戦間際の、
3センチ四方のグリコの新聞広告「豆文広告」がめちゃめちゃ可愛かったー。
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味のあるコピーにモノクロのシンプルなイラスト・・・

「サンジノオヤツ二グリコヲヒトツ」みたいな、
昔のカタカナ表記にこうも心打たれるのは何故でしょうか・・・

(豆文広告の意図としては、
小さくすることで1個あたりの掲載費用を安くして
その分数を多く出そうというもの)

私のみている世界では、
ちっちゃいものって総じて可愛くて(ネズミは×だけど)
今でも新聞に載ってる小さい広告を見かけるとわっ!!って心躍るので

もはやあらゆる広告をミニチュアにしてくれないかなという願望さえわいてきました・・。

あとは

戦時中に
「とにかくかぼちゃを作れ」って
かぼちゃの栽培方法がイラストで記されたポスター。

使ってる色が絞られててめちゃめちゃ魅せるポスターでした・・。

SNSが浸透した今

一億総表現者みたいな社会ですけれども

昔って本当に

限られた一部の人しか
デザインとかできなかったからか、

腕の良い人が選りすぐられていたのでは・・・

とそんなことを感じさせる展示でした。

最後に

著名クリエイターのオススメ本が並べられた本棚が設置してありましたので

まんが道一巻をがっつりと読み

建物内のカフェ「コーヒー250円」の表記に
今朝の新宿喫茶の件をもう一度思い出し、

ゆっくりと帰途についたのでした・・・

アド・ミュージアム東京、通年でやってて入場無料なので
ご興味ある方はどうぞ~

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