国会図書館の魅力をNaverまとめ風に紹介する

小さい頃、テレビでやっていた
「日本の全ての出版物を保管している建物がある」
というのを観て、感動したことがあったけど。

それがまさかこんな近くにあったとは。

国会図書館に行ってきました。

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※皆の味方wikipedia様より

すべての出版物て。
日本で一日に出版される本・雑誌は300種類とか聞いたことあるけど。

すべての出版物て。

大丈夫・・・?場所ある・・・・?
いや、今はよくてもさ・・・この先とか・・・

ゴミの埋立地と同じレベルで未来のあなたが心配です。

一時は同時に4種類の貸出カードを保持していたこともある
図書館フリークな私ですが、
国会図書館、行ってみたら期待値以上に素晴らしかったので
この感動をNaverまとめ風にお届けしたい。

【永田町の】そうだ、国会図書館、行こう。【神プレイス】
国立国会図書館 東京本館
                                            出典:wikipedia

検索システムが秀逸
著者名を入れるだけで、著作はもちろん、その著者が受けたインタビュー等雑誌の一記事までも拾い上げてくれる。

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↑あまりの感動にキーボードが壊れる勢いで検索してしまう

私は広く浅く本を読みたいというよりも、
ある著者が気になり始めると
その人の全ての著作を読みたいと思うタイプです。

絶版になった本をオークションで取り寄せたり、
30年くらい前の本を血眼で探し出したり。

本よりもむしろ人に興味が向くのだと思います。

そんなストーカー体質の私にとって、

見落としがちな雑誌の一記事の情報まで
拾い上げてくれるこの高機能検索システムには
もうありがとうとしか言いようがない。

ありがとう。

本の保存状態が良い
本は貸出禁止、館内のみの閲覧であるため、古い本も割りと綺麗。
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↑昔、図書館で借りた本を開いたら小さな白い虫がうじゃうじゃと湧き出てきた経験あり

図書館と本屋の違い、それは本が綺麗か否かである。
せっかく見つけたお目当ての本が、
触るのもためらわれるほど汚い。
これは図書館ユーザーにとって最もがっかりする瞬間であるが、
無料で利用している以上文句は言えない。

本を借りる、ということは
もう制御しようのない自由空間に本が旅立つのであって、
カバンに一緒に入れてた麦茶が漏れてふにゃふにゃになったとか、
コロッケを掴んだその手でページをめくったとか、
もはや考えたくもないあれやこれやの歴史を経ることとなる。

※ちなみに私は同様の理由で
TSUTA〇Aの青い袋なんかも触れないので、
いつもお願いしてレジ袋にいれてもらう。

その点、国会図書館は!

飲食不可な館内のみでしか閲覧されないので
どの本もわりかし綺麗。
けがれを知らない乙女の様な高貴さがあります。

これでもう、

クライマックスに差し掛かったころに
大きな鼻〇そがなすりつけられていてページを開けなくなった、
そんな過去の思い出ともお別れしたい。
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まあ鼻〇そは館内でも付着可能ですけどね。

閲覧室で静かに読書が出来る
電源完備の広い閲覧室が何部屋も
あり、静かに読書を楽しめる。

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私は上京したとき、代官山蔦屋書店に感動した。
「えっここにある本読んでいいの!!???スタバ飲みながら!!??」

しかしすぐに足は遠のいた。

あまりに混雑していて座る場所を確保するのも大変だからである。

その点、国会図書館は土曜日に行っても基本的に空いていて、
閲覧室なんて座り放題、もはや何席も使って横になれる勢い。
そしてこの静寂という環境は、読書に非常に心地良い。

あとはWifiとばしてくれたらもう言うことないんですけどね、

館内の食堂・喫茶で飲食を楽しめる
最上階の食堂で、個性溢れるメニューを低価格で堪能できる。
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カレーと牛丼がセットになった、国会図書館カレーなるものを食べました。


味は・・・

2

まあ普通。

そのほかにも
カレーにトマトを丸ごと一個乗せるビジュアルで抜きんでたメニューや、
そばの盛り具合が常軌を逸した量で魅せるメニューなど、

色々、

頑張ってんだなあ~・・・

という印象を受けました。

さて、情熱だけで筆を進めてきましたが、
もちろんデメリットもあります。
というかメリットの裏返しですね。
・本を借りれない
・貸出を申し込んでから受け取るまでに少し時間がかかる
・閉館が早い、閉館日が多い

また、この図書館は
基本的にほとんどの本が書庫にあり、パソコンで申し込んで受け取るシステムなので、
本との偶然の出会いは無いですね。
自分から求めに行くタイプです。

ですが私のような
・少々潔癖で
・休日にずっと館内に入れるくらい暇で
・ストーカー体質
の方には非常におすすめ。
さすが日本国民への奉仕を目的とした場所だけはある。

貸出不可がプレッシャーをかけ、速読スキルも身に付きます。

さあ皆さんも
そうだ、国会図書館、行こう。
(※日曜休館、お気をつけて。)

**********************************************
電子書籍にはまだ踏み切れていない→@yuru_OL

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コメント

  1. こなす より:

    >panheadさん
    速読以外のスキルもですが、必要に迫られたときが一番吸収しそうだなーって実感したひとときでした♪
    >普通のおじさんさん
    好きなものがとことん好きで・・・でも、まあ人間みんなそうだよな~とは思います!♪
    >ジャスターさん
    横浜の中央図書館ですか~行ったことないですが、「横浜」「中央」って聞くだけですごそうです!

  2. ジャスター より:

    専門書を読みに何度か通ったことあるけど、あそこはすごいよね!でも、貸出不可っていうのがどうもいただけない。コピーも自分じゃできなくて、お金払ってコピーをしてもらわなくちゃだからね。
    そういう意味では個人的には横浜市の中央図書館派かも。

  3. 普通のおじさん より:

    こんばんは♪
    いつも感心するのは着目点の鋭さです。
    加えて、紹介文の面白さ。こなすちゃんは才女だと思う。
    「ストーカー体質」という表現を読んでいたら、
    ひょっとしたら自分もそういうカテゴリに属す可能性が高いんじゃないか?
    そんな風に思いました。
    あまり自由になる時間は多くないから、ちょっと忙しめのストーカー?
    笑っちゃいますね。^^;

  4. panhead より:

    いいなぁ、東京。
    「速読スキル」は分かる気がします。手元にあると「いつでも読めるし」といってなかなか読まないんですよね。本棚に入れると取り出すことを忘れてしまうのでリビングのテーブルの上に平積みにしてるんですが30cmくらいの山が2段・・・すでに2年経過してるものもあります。
    そういう意味では図書館のは2週間後には返す必要があって刺激になります(予約が入って無ければ無限に延長できますが)。