私の母は子供のころ、ひどいぜんそくもちでした。
一時は死の危険もあったほど深刻だったこともあり、
少しでも治る可能性のある治療法は、
かなり怪しいものも含めてたくさん試してきました。
その中でも最もインパクトのある治療法として、
我が家の伝説となっているのが
なめくじを食べる
というもの。
少し飼育して、綺麗にしたものを
食べるらしいです。
食べ方とかは恐ろしくて聞いてませんが、
まあ、
エッ・・エスカルゴとかありますからねっ。
ねっ・・・汗
でも
そうまでしてしまうっていうのは、
よっぽどつらいぜんそくだったんだろうなあと思います。
(ちなみに軽くググってみると
なめくじを食べるのは菌とかの危険性があるので
絶対やめてください、とのこと。)
このなめくじ治療法(ちなみに特に効果はなかったそう)については、
小さい頃から聞かされていたのですが、
ほかにどんなのあったの?
って聞いてみました。
噂を聞きつけ、
遠い遠い土地まで
マムシの粉末を買いに行ったおじいちゃん
この時点での想像図
話を聞いているだけで震え上がるひ弱なゆとり
こっ・・これは・・・・
世界一マズい混ぜご飯に認定されるのでは・・・!
恐ろしくて口がまわらない
しかし母は言った
「あ、食べないよ」
なめくじは食べたけど
こっちは食べなかったそうです。
じゃあ何故ごはんと混ぜるのか・・・
そして翌朝は
足の裏って人間の身体の中で一番分厚そうなので
せめて喉とかに貼った方が良いのでは・・・
でも、食べなくて済んで安心しました。
ほかにも、
外でバレーボールをしている際に
野原に落ちていた長い釘を思いっきり踏んでしまい、
足の裏に刺さった経験など、
数々の修羅場を潜り抜けてきた母ですが、
「今まで一番つらかったことは?」と聞くと
やっぱり
出産だそうです。
ブルブル
ちなみに同じことを父にきくと
「酔っぱらった勢いで橋から道路に落ちて息が出来なくなった」
とのこと。
出来る限り痛みと縁遠い人生を過ごしたい。
私が飲んでるのはお味噌汁ではなく昆布で埋め尽くされた苦い汁だ
— ゆるOL こなす (@yuru_OL) 2015, 8月 3
コメント
拝啓 こなす様
その昔…文壇に今東光なる怪僧がおりまして、その人がエッセイにて毎日精力剤代わりにナメクジを飲んでいたとか、いないとか。
確かに精力的な文章で圧倒されました。うーむ…
病弱な幼児期を送った小生は、バア様によくどじょうを食わされたものです。
敬具
か、神様・・・