「仕事ができる人が偉い」
「仕事ができる人はすごい」
というのは、利益を社員で配分する会社内だけの話であって、仕事が得意かそうじゃないかで人の価値は決まらない。
仕事が得意か否か、それは単純に人の個性であり、性格であり、特徴のひとつ。
だから、「経済活動に向いてない」ことをすべて悪とするのではなく、経済活動に向いてない人も幸せな人生を送れる社会になるといいなと思っている。
そういう意味で、私はここ10年ほどの「専業主夫」という潮流がすごく良いと思っている。
これまでの男性に、経済活動をせずに家事育児をするという選択肢は無かった。
経済活動に向いてない人は性別関係なくいる、にも関わらず。
女性の社会進出(経済活動)が進むことは同時に、男性において「進出しない」選択肢が増えるということでもある。
そのことによって、心が楽になる人はきっといるハズ。
のんびりしている、マルチタスクが苦手、優しい…こういった、一般的にみて経済社会で生きるのに不利になりそうなパーソナリティの人も、みんなみんな。幸せな生き方を作れる社会にしていきたい。