学生時代の私が知らなかった社会人の習性

大学時代、会社というところに人一倍興味があった。
卒論執筆では色んなOLにインタビューさせてもらっていた。

会社員になってもうすぐ２年。
大学生だった私が知らなかった社会人とはなんぞやを、
教えてあげるならこんな感じ。

①すんげー”お世話になる”

配属されてすぐのころ、
社会人らしいメールの書き方がよく分からなくかった。
周りの人のメールの文章が大人っぽくて、自分の敬語がちぐはぐな気がして。
でも大丈夫。
1週間もすればすぐ慣れます。
とにかくみんな、お世話になりまくってるし。
ちなみに自分の中では微妙にバリエーションがあって。
●まだ何もお世話になってねーよ！ってときは「お世話になります。」
●そんなお世話になってないけどたまにやりとりするよねってときは「お世話になっております。」
●本当にお世話になっている、もしくは怖いので下手に出たいときは「いつも大変
お世話になっております。」
そんなお世話の三段活用。

そして〆はとりあえずよろしくお願いしとく。
お世話に始まり、よろしくで終わる。
社会という秩序につめこまれた大人のテンプレです。

②セミナーなるものにいく

配属されて初めて先輩の予定表をみたとき、
びっくりした。
「セミナー・・・？はあ？」
セミナーといえばマルチ商法・・・
今となっては何度セミナーに行ったことやら。
（初めてのセミナーでは周りのサラリーマンがすごい寝ててびっくりした。
高校の授業中かと錯覚した。）
あと、”展示会”とかも同類。

➂カレンダーは自分がもらうのではない

年末に総務より連絡
「貴部署のカレンダー必要数をご連絡ください。」
カレンダー・・そういえば内定者時代にももらったな。
今年は動物のだからお母さん喜びそう・・・
実家に持って帰ってあげよう・・・
という私の思いは
上司による「お客さんに配るんだよ」の一言で打ち消された
あっ・・・そうなの・・・

④人事異動という楽しみがある

高校は、3年で終わる。
大学は、4年で終わる。
でも会社は、辞めなければ40年くらいいる。
そんなマンネリ化する我々の唯一のスパイスは
人事異動だと思う。
自分の身に起こるものだけはなく、人の異動の噂もまた楽し。
（↑ということを以前部長に言ったら「性格悪っ！！」と言われた・・
いやいや、私にとって異動ってポジティブなことです。）

⑤お昼に歯磨きする族人口がぐっと上がる

大学時代、お昼休みに歯を磨いている人を見たことがなかった。
会社に入ってから、12時50分くらいの洗面台は歯磨き族に占有されるので
その時間のトイレは禁忌だと分かった。
ちなみに私も歯磨き族に入りたい（そして歯を守りたい）けど、
面倒くさいという理由でいまだ経験なし。

でも結論としては、
「会社って意外と学校っぽい」
ってことだ・・・