どうも、好きな言葉はカフェオレです。
(、、、って事実だけど女子女子してて恥ずかしい)
一人暮らしを始めて料理をするようになってから、
出汁については紆余曲折ありました。
最初は実家の父と母に教えてもらい、
市販の出汁パックで。
ただ、実家では家族5人分のお味噌汁をこの出汁パックでとってたわけで、
一人分の量となると濃くなりすぎる気も。
というわけであまり使い切れた記憶もありません。
上京して、冷蔵庫が届くまでの間、自炊ができなかったので
毎食外食していました。
スナックみたいなところに食べに行ったところ、(ひとり)
ママ・・・おばあちゃん?が出汁の取り方を若造の私に教えてくれました。
カウンター越しに。
「カルシウムがとれるから煮干しがいいよ。頭と内臓とって水につけておいてね。」
料理若葉マークの私はママの教えに素直に従い
やってみました。
、、、う~ん
面倒くさい、、、水につけとくってことは、出来上がるまでに3時間くらいいる、、。
次に目をつけたのは
某有名料理ブログ「おっさん一人飯」の出汁の取り方
昆布とかつおパック2袋程度を5分程度煮出すというもの。
、、、うーん
味がしない、、、かつおパックの数を増やしても昆布の量を増やしても薄い、、、。
何故?
出汁に諦めを感じていたところ、
現在ではオーガニックの女帝的な位置に君臨する服部みれい編集長のマーマーマガジンより、
「弓田式ごはん」「弓田式出汁」に出会いました。
まず興味本位でごはんの方を作ってみたところ、
一口、二口ととまらなくなる、と噂も納得のなかなかの美味しさ。
そして出汁の方も、気が付けば半年くらいこの方法で味噌汁を作り続けていることを考慮すると
やっとしっくりきた、、、といえそうです。
はい、前置きが長くなりました。
では、そんなてきと~「弓田式」な私のお味噌汁の作り方を
ご紹介いたします。
材料はこんな感じ。いたって普通。
野菜は何でもいいですが、身体思いの私的に
生姜がエースです。あと個人的に大根も好き。
ミルサーとかあればいいですが、
無い私はまず凍らせたにぼしをハサミでぶちぶちと切ったあと、
すり鉢にいれてごきごきします。
1分くらいすると疲れてくるのでそれくらいでOKです。
全然、形残ってます。
(例のママには煮干しの頭と内臓は取れ、と言われました。
内臓に海のゴミが吸収されているとも。
でも、弓田式では丸ごと使います。)
これははさみで、ぶちぶち切っちゃいます。形と大きさはなんでも。
私は短冊状かな?
さあ、これで下準備は完成で、
あとはお鍋にぶちこむ!
水の中に、ぶちぶち昆布、ぶちぶち煮干し、お好きな具材、
そしてここでお味噌の半分を投入。
全部いれちゃって、水からぐらぐら。
ちなみになぜここで半分の味噌をいれるのかは私は知りませんが、
そうそれも弓田式。
黙って従いましょう。
あと、弓田式では煮立てず弱火でじっくりが大事だそうですが、
こなすはあまり気にせず、
まあ中火くらいで。
(理由:早く食べたい)
残りのお味噌で味を調整。
→出来上がりっっ
そうです、煮干しも昆布も決してこさずに
具として食べちゃいます。
弓田式ではありますが、
ぐうたら式とも言うかもしれません。
でも今までの出汁のなかで一番美味しい、、、!
と思います。
浅見帆帆子さんは何でもレンチンのホストマザーと暮らしたイギリス留学で、
こう感じたそうです。
「日本の女の子は料理に時間かけすぎ」
と。
これをきいて何だかはっとした。
「あっ、時間はかければいいというものではないのか」
料理に関しては時間はかければかけるほど美味しくなるという呪縛のようなものにとらわれておりましたが、
早くできて美味しいにこしたこたない。
、、、あ、皆さん気づいてました?
弓田式はオーガニック的ではありますが、
オーガニック思想にありがちな「時間をかけて丁寧に」的ではないところが
私が続けられている所以だとも思います。
まあ、要はついに美味しくて楽な出汁の取り方を見つけました、
ということです。
(※ただし客人には出せない。)
さようなら。