就活シリーズ(↓過去記事はこちら)
知らず知らずのうちに
就活教に入信していたせいだと思う。
就活教とは
採用担当を崇拝し
何より、
「周りと同じであること」を重んじる宗教である。
そしてその結果、
私は立派な量産型就活生になった。
シリアルナンバーはついていない。
私のような量産型にとって、
知らない就活ワードが耳に入ってくるのは恐ろしいことである。
あるとき「自己分析」という
何やらスピリチュアルっぽい言葉を耳にした私。
焦る私は、
わけもわからず
友だちが勧めてくれた本を買った。
開いてみると、
ただただ自分に対する質問が並んでいた。
こんな質問エントリーシートだけで十分だ・・・
「自己分析」という仰々しい言葉に躍らされ
1000円無駄にしてしまった。
さて、
就活のスタート時にまず学生がすることは、
エントリーシートに貼る写真を撮ることである。
就活教の私はもちろん、
友が撮ったという写真館に足を運ぶ。
狂いなく7:3に整えられた私が
不敵な笑みを浮かべるこの写真は、
お値段なんと1万円也。
当時は
「皆そうだししょうがない。そういうものだ。」
と何ら不思議に感じなかったが、
3年後、「第二新卒」のカードを使い
もう一度就活をしようと思った私は、
すっかり就活教から卒業していた。
いつものケチな私に戻っていたので
駅前の800円のスピード写真を使った。
背景の青色グラデーション具合まで再現されていたので、
いまどきの機械はすごいなあと思った。
でも当時の就活教真っ只中の私が知ったら
卒倒するだろうなあ・・・
このように、一度卒業した私が、
もう一度就活の現場に戻ると
前回とはまた違った感情を抱くのが面白い。
一度目の就活のときには
むしろ自分が一番「黒くなること」を重視していた・・・
しかし2度目ともなると
周りの就活生から年増的な扱いをうけるので要注意だ
あと
これはもう就活教を通り越して
単純に考える力が無いだけなんですけど
自分が落ちたことを新幹線のせいにしてました。
ごめんね指定席・・・
では今日もこれでお別れ
グループディスカッションは黙ってた方が受かる
という都市伝説級の言い伝え
つづく
コメント
企業が求める人材とは
・新しい風を起こせる人
・和を乱さない人
無理だって(笑)
でも企業は「個性のある人材」を採るよりも集団の和を乱すような協調性の無い人間をまずふるい落とすことを優先するからね
就活生はその辺を敏感に察知しているから個性以前にまず「平凡な人間」を演じなければいけなくなる
その結果皆似たり寄ったりの就活生が大量生産されてしまう
日本の就活市場の皮肉
私はリーマンショック直後の就活でしたが、真っ黒のスーツ集団は日本の不安と動揺の現れのようで、自分もその一部になっているのはわかりながらも嫌でしたねー。葬式じゃないし制服じゃないんだから、グレーや紺のスーツでよかったんじゃないか、と思います。証明い写真に関しては、1万円位するけどシミやシワを補正してくれるお陰で、ちょっと詐欺れましたけどね。50社くらいエントリーしてたから、十分もとはとれたし(笑)
量産型だの個性だの揶揄しても意味はない
テンプレに疑問を持つ人間は、組織には入らないほうがいい
このブログを運営しているような、溢れるアイデアを使って起業すればいい
能力を発揮して働くという部分は、スタート地点にいるだけでは見えないものだ
要するにマニュアル通りにしか動かないと言うことですね。
昔からあることで、今に始まったことでもない。
むしろ、その「金さえあれば誰でも出来る」状態を目指すのが行政、なのだけどな。
だからこそ、自分が本気で有能、かつ熱意に満ちた人間であると自覚し、またそれを、
仕事方面にいかんなく発揮しようと思うのならば、行政方面に進むべきではないのだよ。
国家において、ヒトは存在しない。頭から末端まで、その全てがAIと大差ないと思いなさい。
とすれば、回避こそ思い浮かべど嫌悪や怒りすら湧いて来なくなるだろう。
※2みたいな「政治バッシング教」みたいなのもいるし(これはどっちかというと流行り病かな?www)、思い込みから○○教が生まれるんだと思います
就活だけに限らず、
漠然とした思い込みは なんとか教 につながりますね。
相手を攻撃する新たな教え(思考パターン)に入るよりも、
これからどうすれば良いか考える方が健全な気がします。
大絶賛、就活中の自分ですが、見事に!当てはまらない(笑)
SPI対策本なら購入しますが、面接や自己分などの対策本は、基本ドスルー。
型に嵌りすぎると、ダメと耳タコになったのもあるのですが。。
「周りと同じであること」っていう第一前提そのものが、自分の中の概念に無いっていう。だから、周りが就職決定しようと、興味ないし、焦りもしないっていう感じです。
まあ、アベノミクスで労働者が「人として」扱われるようになたたことは、
うれしいこと。
民主党許さない!!!
私も転職の時、「あれ?新卒の就活より自由だ~!」って感じました。
リクルートスーツじゃないし、髪もぴっちり結ばなくていいし、エントリーシートもグループディスカッションもないし。
ただ、職務経歴書の作成が大変、というか面倒だったな。
就職氷河期、ニート、引篭もりや非正規など若者を道具同様に扱う官僚自公民。
官僚役人など公務員は血税を使い野望や欲望を叶える輩。
実務能力は無い為民間に投げて成功したら自我自賛し
失敗したは闇に消し責任取らずの無責任。
戦後から言われてる公務員天国は
権利は主張するが責任や義務は回避し
不正や不作為が発覚したら血税が賠償する実体ですね。
無能を隠す為に税や保険料を上げる腐敗行政は続きます。
今の行政など金さえ有れば誰でも出来る!
皆さん、物価・税・保険料・公共料金の上昇に
賃上げや年金などが追い付かないことで
生じた生活水準の低下、可処分所得の悪化をしてるでしょう。
無抵抗な湯で蛙庶民も問題です。
就活教、共感し過ぎて辛いです(笑)
シューカツビジネスにまんまと引っ掛かったなぁって、お金を落としてたなぁって今は思えますね(u_u)
でもあの頃は強迫観念のもと、アレしなきゃコレしなきゃ!って追われて必死だったんですよね〜〜。
懐かしや懐かしや…
実は自分も会社辞めることになりまして、またお仕事探さなきゃなんです。
お互い頑張りましょうね。ゆっくりね(^^)