ぶっとんでる人のお話は財産だ cinraナタリー記者インタビュー

求人サイトcinra jobの
「私としごと」っていう働く若者へのインタビュー連載がめちゃくちゃ好きで
数年前から読みつくしているのですが

昨日ふと、この方のインタビューを寝る前に読み直して
やっぱり最強だな、って思った…


働きたくないけど、自分にしかできない仕事は誇らしい
株式会社ナターシャ
淵上 龍一(コミックナタリー 記者)

1983年6月28日、千葉県生まれ。通信制高校に通いながらインターネットを開始。日記やコラムをメインにした個人サイトを運営し、文章の下地を築く。20歳まで高校1年生を繰り返したところで自主退学。23歳のとき実家が自己破産したため、強制的に自立を迫られる。インターネットで知り合った友人とルームシェアを開始するが、無職3人では8万円の家賃も分担できず、滞納を繰り返したあげくルームシェアを解消。親もとに舞い戻り、うだつのあがらぬ日々を過ごす。その後、ナタリーに就職した元ルームシェア相手の紹介により、アルバイトとしてコミックナタリーの立ち上げに参加。2010年、正社員に昇格。

僕もアルバイトはしてたんですけど、すぐに嫌になっちゃうんですよ。もう働くのが嫌で嫌で、しまいには働くのが嫌過ぎて眠れなくなっちゃって。

(働くのが嫌すぎて寝れない、って繊細なのか破天荒なのか)

—昔からオタクだと言ってましたけど、実際マンガには詳しかったんですか?
淵上:年間1000冊くらいはコンスタントに読んでたんじゃないかな。古本屋さんで買ったり、友達のマンガを借りたりして。古本で買えば1冊100円ですからね。働くのが嫌だ嫌だと言ってた時期も、ある程度は稼いでいたので、マンガを買って、レコードを買って、クラブに行って。そんなことにばっかりお金を使ってましたね。ルームシェアしてる友人に家賃は払わないのに。

(1000冊って毎日新しい漫画3冊読む計算…)

オープンしたらやめようと思っていたんですけど、僕は流されやすい人間なので、うまく言い出せないし、人手も足りてないし、やめるほど嫌なことがあるわけでもなかったから、そのままずるずると続けて…。何度か「そろそろ正社員にならない?」みたいな話ももらうんですけど、「いや、このままでいいっす」って断っていました。就職とかリスキーなので。

(「就職とかリスキーなので」 …言い切られるとカッコ良く感じてくる不思議)

そしてこの奇人フルコースをお腹いっぱい味わったあと
最後のデザート「いまコレがおすすめ」で
そう来るか…!という最強の読後感を得られるので
このインタビューはもう、永久保存版だと思う…

まだ味わってない方は是非に。
働きたくないけど、自分にしかできない仕事は誇らしい

★他にもおすすめのインタビュー挙げときます(奇人が好き)

ゲーム業界以外に選択肢はない。夢を叶えるために歩んできた道
株式会社セガゲームス
城崎 雅夫(ディレクター)

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コメント

  1. あい より:

    たまたま見つけたのですが、絵のかわいさ、こなすさんの優しい視点や考え方にどはまりして、遡って全記事読みました!!
    これからも楽しみにしてます!

    • yuruol より:

      >あいさん
      ありがとうございます!!2年以上あるので全部読むと相当眼疲労来たと思いますが、
      そう言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです~~~!!!!; ;