新しい仕事についてと、2度の転職を経て思うこと。

 

新しい会社に入って、2ヶ月が経とうとしております。

 

 

最近コメントで、今回の転職のことは書かないのですか？とご意見をいただき。

あぁ…そういえば書いてなかったですね。

 

ブログやってる人が
どんな仕事してるかとか分からないのって
私的に結構ストレスなので、

ちゃんと書いときます、すみません。

 

 

 

今は、前職と同じくウェブデザイナーをしています。

 

えっと…デザイナーと名乗れるほどのスキルが無いことは置いておいて。

以前はお客さんから請け負ったサイトに携わる、制作会社勤めでしたが

今は自社のサイトを運用する事業会社勤務です。

 

やってることは一緒かな？って思ったりもしていましたが、

全然違いました。

 

制作会社って、指示通りにデザインして、コーディングして…っていう
とにかくスピードとビジュアルのクオリティを求められる場所で、

営業さんやお客さんのイメージ通りのものを納品するのが最重要課題だったと思います。

 

そんなやり方になれて

新しい会社で深く考えずに手を動かして仕上げたところ、

 

「これ、目的は何なの？」

 

とのお叱り…

 

 

・そもそもどういう目的を解決するためにデザインするのか

・なぜこのデザインにするのか

 

デザインのもっともっと前段階から考えないといけない、

デザインに論理性を求められる、

事業会社ってそんなところでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

話を転職活動まで戻すと、

３月に契約期間を満了して会社を退職しました。

 

あれだけ慣れなかった仕事にもようやく慣れ、

仕事に慣れてきたことで人間関係もうまく周りはじめ、

少しは時間にも余裕がうまれてきた頃だったので、

会社に残る、という選択肢もありました。

しかし根っからのボヘミアン体質としては、

せっかく新しい環境に飛び込める機会、

これを使わずしてどうする！！

といった感じで

特に就職先も決まらぬまま、1年半の生活にピリオドをうちました。
（自己都合の退職の大変さを1社目で経験していたので、
契約満了という区切りが有難かった。）

 

 

 

次の会社選び、どうしようかな～…といった感じでしたが、
働いていたころからなんとなく心に決めていた外せない条件は、以下2つです。

①ウェブに携われるところ（デザインやサイト運営など）
②社員数100名以上

 

①に関しては、

私は1年半ウェブ制作会社で働いた結果、
自分の体質として
「めっちゃデザイン好き！ウェブ好き！」
というわけでは全くないことが分かりましたが、

いや、なんならセンスが無さ過ぎて心折れてましたが、

しかしまあ、夢中でパソコンを叩いている時間は、嫌いではありませんでした。

それなら。

せっかく未経験から飛び込んで苦しみもがいたこの1年半を
ムダにするよりは、経験値にしようと。

キャリアを積み上げることにしました。

 

 

ちなみに先ほど、嫌いではないと書きましたが

確かに嫌いではないんですが、

 

 

 

すっごく苦しい時間ではあります。笑
デザインが決まらない時間。

ダサさから脱却できず、誰かに助けを求めたくなりますが
明確な解は落ちておらず。

 

ただまあ

出来ないことがある状態って、
まだまだ勉強する余白があるということで、

割とポジティブに考えられると思います。

 

 

 

 

そして②社員数100名以上ですが、

単純に、人が多い方が面白いな　と思ったのと

多分、

自分の奥底に眠る大手志向、

というものが抜けきっていなかったんだと思います。

 

えっと。

 

 

 

 

お金が欲しかったんです。

 

 

私は好きなことを仕事にしたいけど、

だからといって薄給で我慢するのは嫌でした。

 

 

この世界に入ったときは、

全くの異業種からだったこともあり、

好きなことができればお金なんて少なくていい、と思っていました。

 

けれど

それでは我慢できない自分がいることに気が付きました。

 

お金って所属する会社への信頼とか忠誠心に関わります。
ゲスい私の場合…

 

（私はこんなにやってるのにこれっぽっちしか貰えない！）

そういう愚痴を吐きながら働く自分はすごくダサかったです。

だって、その場所を選んだのは他でもない、自分なのに。

 

 

なんだろう、
実務経験の無い自分を雇ってもらっただけで
有り難かったはずなのに、

人間の欲求って恐ろしいですねw
（お前がなw）

 

 

 

 

 

 

そんな感じで

良さそうな会社を選んではぽちぽちと応募していました。

 

 

 

そして気づきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あー私制作会社受からないわ。

 

 

 

割と大きめの制作会社を選んで書類を送るも、

 

かすりもしませんでしたｗ

 

 

制作会社って中途の場合スキルが全てなので、（たぶん）

私の実力ではまったくもって相手にされなかったようですｗ

あれ…？この1年半は…？？（　＾ω＾）

 

 

一方で事業会社であれば

トントン拍子に進むことが多く。

思うに前述のように、
事業会社はスキルだけではなく考える分野に重きを置くので

まだ拙い実力でも面接まで通してもらえたのだと思います。

 

 

 

 

そんな風にして

 

選考中にオフィスを見せてもらい（わー人がいっぱい！）

面接官である今の上司の方々の

ユーザーや会社の思いを真に考えて仕事をする姿勢に心を打たれ
（クサいですね、ごめんなさい）

 

内定を貰った会社に入社しました。

 

 

今は楽しく、
そして周りの方々を心の底から尊敬しながら

日々自分に出来ることは何かを考え

お仕事しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私がいま思うことは

 

キャリアって

最初は幅広く手探りでもいいんだけど
だんだんと自分の軸にする分野を定めて

あとはそこを深堀りして進むことが

一番生きやすいかな、と。

 

 

○○といえばあなただね、って

そういうものがあると
転職するにしても同じ会社にいるにしても
居心地がいいし

自分もその分野のことを積極的に勉強しようという気持ちになるので

人材価値が高まりやすいと思います。

 

 

新卒で、総合職一括採用、という今の就活のやり方は

会社側からしてみれば

人員を過不足なく配置できるので楽ですが

でも自分が何をやらされるか分からない、って

すごいバクチだよ。。。

 

 

出来れば学生のうちに
好きな事ややりたいことを見つけて

職種別採用で働くのが理想のような気もします。

そこで、あれなんか違うかな、って思ったら

それは自分の想像が間違ってた、ってことで

早いうちにまたやり直せばいい。

 

やりたいことをするのに年齢は関係ない、って

よく言われるけど

 

えー…っと。

 

関係あるよ！大ありです！！！

 

 

 

 

 

 

 

いやもちろん、物理的には何でもできます。

 

 

でも現実は

 

若い人を採用したい、
と思っている会社は圧倒的に多いし

人に何かを教えてもらうには
年齢が下であればあるほど
周りも、自分もやりやすいです。

 

 

 

 

 

私は、

2年で新卒の会社を辞めてしまったことに関して
当時の上司の方々には大変申し訳なく思っていますが

 

一方で

よく判断したな、と
あのときの自分に感謝したい気持ちもあります。

 

今の場所で頑張るのももちろん大事、
でもやり直すなら、早いにこしたことはない。

 

いずれにせよ、
自分で決めたこと、
自分で選択した道
というほど尊いものはありません。

 

親の言う通りに受験し、
友人のやる通りに就活をした私が

今

自分の仕事を毎日頑張れているのは

それが人生で初めて、

自分で決断したこと

だったからです。

 

本当に、

抽象的な表現しかできなくて申し訳ないですが、

自分のやりたいように生きよう、って決めてからは

人生のもやがふわっと晴れた気がしますよー。

 

まあ人生って仕事だけじゃないんで、
それ以外のことはもやつきまくりですけどｗ
（婚活とか婚活とか婚活とか）

 

 

 

 

 

 

 

 

私が大好きな益田ミリさんの本に、こんな言葉が出てきます

 

自分の人生が左右されるような大事なことを決めるとき、
人の意見を聞いても仕方がないのです。

そして一つのことで失敗したとしても
自分のすべてがダメと思わない心が必要なのです

ふつうな私のゆるゆる作家生活

 

 

 

迷ったときは、

自分の選んだ道を進みたい。これからも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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