就活シリーズ(↓過去記事はこちら)
4月が終わりに近づいても
一向に内定をもらえる気配が無かった。
せーので就活をして、
周りが次々と就活を終えていくなか
自分だけ行先が決まらない。
同様に就職先が決まらない友だちと
スピリチュアルな本を回し読む
という具合には血迷っていた。
決まらなければ
決まるまで応募し続けなければいけないことは分かっていたが、
残り1社となったとき、
新たにどこかの企業に応募する気力も薄れていた。
公務員試験を受けて管制官を目指すか、
プー太郎として世の中を味わうかどちらかだなと思った。
残り1社の面接を控えたある日、
何の用だったかは忘れたが
大学の就職支援室に行った私。
そこには卒業生たちの就活の記録があった。
どこの企業に内定し、
どんな面接を通過してきたのか。
私は面接に対する努力は怠るくせに、
こういった情報には週刊誌のゴシップ記事ばりに興味を示すので、
嬉々として読み進めた。
ページをめくると
とある超大手メーカーに内定した卒業生が
こんなアドバイスを残していた。
こんな出来る人でも
自分と同じように、
自己アピールを恥ずかしいと思う感覚を持っていたことに
嬉しくなったと同時に、
トランス状態・・・・!
その言葉が強く私の頭に残った。
迎えた面接の日。
トランス状態になるために自己暗示をかけてみた。
覚醒した私は、
開き直りとやけくそ感からか
いつもより元気よく面接に出かけて行った。
~to be continued~
つづく